お知らせ

vol.202 『発酵食品について』

2007/04/13 アーテック倶楽部ニュース

皆様、お花見には行かれましたか?今年こそ、お弁当を持ってお花見に行こう!!と思っていたのですが、お弁当は作れませんでした・・・。さて、4月になり、新入社員を迎えられたり、職場が変わられたりして、ちょっとドキドキされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?力を合わせて、素敵な職場になるといいですね!

◆発酵食品について

今回は、ちょっぴり健康のお話です。さて「発酵食品」を言われて、すぐに思いつくものは何ですか?納豆、味噌、醤油、酢、酒、漬物、チーズ、ヨーグルト、バターなどたくさんの種類がありますよね。皆さんが苦手な食べ物もあるとは思いますが、体にはやさしい食品と言われています。どうして発酵食品が健康によい食品なのでしょう?

◆発酵と腐敗の違いは?
『発酵』と『腐敗』の違いは、どういうことでしょうか?発酵した食品は体に良く、腐敗した食品は体に悪い影響を与えますが、どこに違いがあるのでしょうか?まず、発酵も腐敗も「微生物」が関係します。発酵は、微生物が作り出す酵素の働きで、食べ物の成分・味・香りなどをヒトの体に良いものへと変えることです。このときに微生物の作り出す酵素が働きます。そして、腐敗は、微生物が食品の成分の蛋白質やアミノ酸を、硫化水素やアンモニアに変化させることで起こります。発酵と腐敗の違いは「微生物」の違いではなく、食材同士の関係や温度・湿度などの環境などにより変わってくるのです。糠床を仕込む時に、失敗するとくさってしまいますが、上手にできると発酵しておいしい糠床になりますよね。

★酵素のチカラ!
発酵食品が体に良いと言われるのは、『酵素』にカギがあります。酵素の働きにはまず、血液をサラサラにすることで、余分な体脂肪分などを排出したり、消化吸収を助け、腎臓や肝臓の負担を減らしてくれたり、腸の中をキレイにして宿便を排出する、悪玉菌を減らすなどの働きがあります。また、冷え症の場合には、血液がドロドロしていて、毛細血管をスムーズに流れないということもあるそうです。ただし、漬物などは塩分が多く含まれていたりするので、何でも食べすぎは厳禁です。バランスよく食事をして健康になりたいですね!

☆自慢のレシピ☆

今回は老人ホーム様からの自慢のレシピです!
「 豆腐入り甘辛団子 」
材料 *1人前(g)*

  • 豆腐 20
  • 白玉粉 15
  • 水 10cc
  • しょうゆ 3
  • 砂糖 7
  • 片栗粉 0.3

<作り方>

  1. 豆腐は水を切る。
  2. 豆腐を潰し、白玉粉を加え耳たぶくらいの硬さに練る。
  3. 団子にして熱湯に落とす。火が通ったら冷水にとり水を切る 。
  4. 鍋に 水、砂糖、しょうゆを入れ火にかけ、水溶き片栗粉でとろみをつけて団子にかける。

投稿者コメント:冷めてもやわらかい、とてもいい食感で喜ばれています。ただし、豆腐のせいで少し黄色くなります。

★自慢のレシピを送ってくださった皆様、本当に有難うございます!
★引き続き自慢のレシピを募集しております。