お知らせ

Vol.145 皮膚と肌荒れについて

2004/11/26 アーテック倶楽部ニュース

紅葉もきれいに色づき、空気が澄んで、夜は星もきれいに見えるようになってきました。 でも、今からの季節に気になるのが手荒れです。11月10日はハンドクリームの日だそうです。ちょうど、11月中旬くらいから手荒れが気になり始めることと、「1110」を「いい手」とかけているそうですよ。


■皮膚と肌荒れについて■

◆まず始めに・・・
「皮膚」についてです。私たちの「皮膚」は3層からできています。

  1. 表皮・・・一番外側の部分で、約28日周期で新陳代謝が繰り返されています。
  2. 真皮・・・2番目の層で、繊維状のコラーゲンとエラスチンから成っていて、皮脂に弾力を与えています。
  3. 皮下組織・・・主に脂肪からできていて、外部の温度変化や衝撃から体を守っています。

◆肌を守っている部分
外部のストレスや刺激から、肌を守っている重要な部分が「表皮」の一番外側にある「角質層」です。この角質層の厚さはわずかに0.02ミリ。角質細胞が何重にも重なっていて、その間をセラミドという保湿成分が潤いを与えています。また、皮脂が角質層の表面を覆っていて、角質層の乾燥を防いでいます。セラミドや皮脂を作る成分は、血液の中から滲み出しているのですが、寒くなると血管が縮むので、必要な成分が不足がちになってしまいます。そのため、初秋から春先にかけて手が荒れやすくなります。

◆手荒れ予防のために

  1. 素手で水仕事をしない
    →水仕事をするときに、お湯(約40℃以上)を使うと、皮膚が乾燥して皮膚の脂分を奪い、水だと溶け出さない皮脂まで溶け出してしまいます。そして、洗剤で手が荒れます。洗剤は油汚れを落とすので、手から必要な皮脂も奪い取ってしまいます。
  2. きちんと手を拭く
    →手を濡れたままにしておくと、水滴が蒸発する時に角質層の水分も一緒に蒸発してしまいます。そのため、通常よりも皮膚が乾燥して、ガサガサになってしまいます。
  3. こまめにハンドクリームを
    →水仕事の前・後にこまめにハンドクリームを塗りましょう。少量をよく伸ばして、手によくすり込むようにするのがポイントです。また、入浴後や就寝前にはハンドマッサージで血行をよくしましょう。

☆私の場合・・・
私も手荒れが気になるので、日中は浸透性の高いハンドローションを使用して、夜は保湿性の高いハンドクリームを塗っています。特に手荒れが気になる時は、ハンドクリームを塗ってから、ラップに包んで寝ると良いそうですが、私の場合、ラップだとはがれてしまうので、使い捨てのビニール手袋をしています。


☆自慢のレシピ☆

今回は病院給食様からの自慢のレシピです。
§エビフライ(刻み食用)§

<材料 1人前(g)>

  • むきえび 30
  • 酒 少々
  • はんぺん 20
  • 卵 8
  • 塩 0.4
  • 胡椒 少々
  • パン粉 4
  • バター 2
  • サラダ油 2

-付け合せ-

  • プチトマト

<作り方>

  1. えびは酒をふりかけ、荒くフードプロセッサにかける。
  2. はんぺんも少し粒が残るようにして潰し、①と混ぜる
  3. ②に卵、塩、胡椒を入れ、混ぜ、天板に広げ1.5cm~2cmくらいの厚さにならす。
  4. パン粉に溶かしたバターとサラダ油をまぜ、③に振り掛ける
  5. 230℃で焼く7分間焦げ目がつくまで焼き、切り分ける
  6. プチトマトを添え、醤油を好みでかける

投稿者コメント:常食でエビフライをお出しするときに刻み食以下の為に考えたレシピですが、エビフライより好評で、このごろには常食の方々にもお出しする事もあります。刻み食未満の方にはパン粉はかけずに別々に焼き、牛乳などでのばし滑らかにしてから、盛り付け時にパン粉をかけます。

★自慢のレシピを送ってくださった皆様、本当に有難うございます!
★引き続き自慢のレシピを募集しております。