お知らせ

Vol.135 アカネ色素について

2004/06/25 アーテック倶楽部ニュース

先日の台風は凄かったですねぇー。私は傘を一本ダメにしてしまいました。皆様は何か被害には遭われませんでしたでしょうか?しかし台風一過の朝はすがすがしいほどの晴天でしたね。そして沖縄県は梅雨明け宣言が出たそうです。もうすぐ夏本番です。暑さに負けないように体調を整えていきたいですね。


◆アカネ色素について◆

先日厚生労働省は、ハムやかまぼこの着色に使われる食品添加物「アカネ色素」に、動物実験で高い発がん性が認められたとして、業者に対し製造、販売の自粛を要請し、消費者にもアカネ色素が入った食品を食べないよう呼び掛けています。今まで安全とされていた、着色料の「アカネ色素」とはいったいどんな物なのでしょうか?

<どのような食品に使用されているの??>
アカネ科のセイヨウアカネ(Rubia tinctorum LINNE)という植物の根から抽出して得られた着色料であり、黄~赤紫色を呈するとされています。
主な使用対象食品は、ハム・ソーセージ等の畜肉加工品、かまぼこ等の水産加工品、菓子類、清涼飲料水、めん類及びジャム等に使用されていると報告されております。
また、アカネ色素の生産量は、平成14年度に約5トン、平成15年度に約3トンであったと報告されています。
尚、アカネ色素を使用した食品は表示を義務付けられていますので 使用の有無は判断できます。

<使用された食品をたべても大丈夫? ?>
アカネ色素を使用した食品の表示欄には、「着色料(アカネ)」や「アカネ色素」など、添加物としてアカネ色素を使用した旨の表示が義務づけられておりますので、そのような食品の摂食は、食品安全委員会及び薬事・食品衛生審議会の検討が終了するまでの間、お控え下さい。。
なお、現時点でアカネ色素及びこれを含む食品による人の健康被害は報告されておらず、今回の措置は動物試験の結果に基づくものであり、ヒトの健康危害を未然に防ごうとするものです。

食品添加物には天然のものと、化学的に合成されたものがあり、今回のアカネ色素は天然の着色料です。天然=安全というイメージが壊れ今回の事でさらに食品添加物のイメージの悪化が進みそうです。しかし、豆腐を固めるにがりも梅干を赤く染めるシソも食品添加物なのです。必要な添加物、必要ではない添加物を見極める目を持って食品を選んでいきたいですね。


☆自慢のレシピ☆

今回は病院様からの自慢のレシピです。
魚のカレー醤油焼

<材料 (1人前g)>

  • 白身魚 80 
  • 醤油 4
  • 酒 少々
  • カレー粉 0.3
  • 小麦粉 2
  • マーガリン 3
  • レモン 1/8ヶ
  • 大根 40

<作り方>

  1. 白身魚に醤油、酒で下味をつける。
  2. 小麦粉にカレー粉を混ぜ1の魚につける。
  3. オーブンにマーガリンをのせ魚をのせ焼く。
  4. レモンをくし型に切り、大根おろしを作る。
  5. 焼きあがったら魚を盛付レモンと大根おろしを添える

投稿者コメント:カレーの風味が食欲をそそります。
レモンと大根おろしを添えるとさっぱりしてて美味しいです。

★自慢のレシピを送ってくださった皆様、本当に有難うございます!
★引き続き自慢のレシピを募集しております。