お知らせ

Vol.132 冷蔵庫のお手入れについて

2004/05/14 アーテック倶楽部ニュース

先日、無毒のフグの養殖に成功したというニュースが出ていました。美味しいけど毒が怖いフグ、冬になるとたびたび家庭の無免許調理で食中毒が発生して、死亡者まで出るケースがニュースになりますよね。これで安心してフグが食べられる!!かと思いましたが、厚生労働省は安全が百パーセント保証されない限り認めない姿勢のようです。食用に向けたハードルは高いですね。


◆冷蔵庫のお手入れについて◆

「冷蔵庫の中に入れておけば食べ物は安心」と思っている方も多いと思います。しかし、冷蔵庫の中の温度は約3~5℃くらいなのですが、細菌が生きているには十分な温度なのです。見た目はきれいでも実は細菌が・・・なんてこともあります。そこで、今回は冷蔵庫のお手入れについて考えてみたいと思います。

<温度管理>
庫内の温度は冷蔵庫の据付状態や、外気温(室内温)、使用条件等で変化します。詰め込みすぎは温度変化の原因になります。庫内容積の70%以下の収納が目安です。冷蔵庫の扉は開閉回数を少なくし、扉を開けている時間にも気をつけましょう。あっという間に冷気は逃げてしまいます。
冷蔵庫の温度を目で確かめる為にも冷蔵庫用温度計の設置をしましょう。

<お手入れ方法>
外側
表面の汚れは、ついてすぐなら水拭きやお湯拭きで楽に落ちるはずですが、時間の立った手垢や油汚れは、中性洗剤液を含ませたふきんで拭き、その後よく水拭きをして洗剤液を充分拭き取り、から拭きで仕上げます。 洗剤類であまりひんぱんに拭くと、表面の皮膜を弱めるので、あまり度々行わないように注意します。 日頃からこまめに水拭きやお湯拭きをして汚れをためないことが大切です。

庫内
掃除する場所の食品を出し、棚板など外せる部品は外して、やわらかいスポンジに石けんをつけて洗った後、庫内清掃中に200ppm程度の次亜等につけておき、その後水洗いをして良く乾かしてから戻します。 外せない部品や庫内は、固く絞ったふきんで汚れを拭き取ります。 こびりついた汚れには、中性洗剤液を含ませたふきんで拭き、その後よく水拭き、から拭きをします。汚れが一通り落ちたら、最後の仕上げに次亜か消毒用アルコールを含ませた布で拭き上げます。

ドアパッキン
パッキンは汚れがつきやすく、またとれにくい場所です。汚れを放っておくと、カビがはえたり、におったりするだけでなく、パッキンが傷んで冷気が洩れる原因になります。歯ブラシや硬く絞った布、落ちにくい場所はクリームクレンザーを使い汚れを落とします。特に、下部は念入りに掃除をしてください。 水拭き、から拭きし最後に次亜か消毒用アルコールで消毒します。拭きにくければ、左手でパッキンを軽く押さえ、凹凸をなくせばOKです。

これから、だんだん暑くなり食中毒の怖い季節に入ります。そのまえに一度、冷蔵庫の大掃除で準備万端整えて乗り切っていきたいですね。


☆自慢のレシピ☆

今回は小学校様からの自慢のレシピです。
あつやき

<材料 1人前(g)>

  • 小麦粉 20g
  • ゆで大豆 10g
  • 黒砂糖 5g
  • 砂糖 2g
  • ベーキングパウダー 少々
  • 湯 32cc
  • 塩 少々

<作り方>

  1. 黒砂糖、砂糖は分量の湯で溶かしておく。
  2. 手でざっと薄皮を取る。
  3. 小麦粉、ベーキングパウダー、塩をあわせてふるい、1を加えてよく混ぜる。(たこ焼きの生地くらい)
  4. 天板に流し入れ、ゆで大豆を生地にのせ160℃30分で焼く。

投稿者コメント:近江八幡の伝統的なおやつです。黒砂糖味のむしパンのようなおやつです。家庭ではホットプレートで焼きますが大量調理なのでオーブンで焼きます。少し仕上がりは異なりますが、黒砂糖に大豆が入って健康的で懐かしい味がします。本来はグリンピース(乾)を塩茹でしたものを使うそうです。

★自慢のレシピを送ってくださった皆様、本当に有難うございます!
★引き続き自慢のレシピを募集しております。