お知らせ

Vol.92 ごはんを炊くって難しい

2002/09/13 アーテック倶楽部ニュース

虫の鳴き声に秋を感じます。行楽の秋、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋!皆さんはどのように秋を楽しみますか?涼しいとやっぱり食欲旺盛になってきますね。今年は色々な料理に挑戦してみようかと思案中。自慢のレシピは随時募集してますので、みなさんのオススメレシピ、ぜひ教えて下さい!


◆ごはんを炊くって難しい◆

今まで上手く炊けてたのに…
いきなりベチャつくようになった、芯が残る、焦げてしまう…そんなご飯のトラブルに遭遇したことはありませんか?同じように炊いたつもりでもなぜか失敗してしまう、それには様々な原因があります。
では実際どのように対処すればいいのか、症状別に少しずつ触れていきたいと思います。

1.やわらかい
Q:ごはんがやわらかくべたついている
A:原因として考えられるのは、お米を洗う時間の違いです。お米を洗いすぎることによってお米の表面が削り取られたりして、デンプンが溶け出しやすくなってしまいます。そして溶け出したデンプンがごはんの表面をべた付かせるのです。
また、保存状態が悪くお米の水分が飛んでしまっている場合は、細かいヒビが入ってしまい、洗米時に水分を急激に吸収して割れてしまい、炊くとベタついてしまいます。

2.かたい
Q:ごはん全体の食感がかたくなった
A:お米の種類に合わせた水の量を確認し、水の量を増やす必要があります。お米の水分量は、15.5%(5訂食品成分表)となっていますが、新米と古米、またはお米そのものの保存状態、お米の種類によってその水分は変わってしまいますので、お米に合わせた水分量にする必要があります。

3.芯がある
Q:ごはんに芯がある
A:炊き上がり温度が低い・能力以上の炊飯をしてしまった・温度感知部(サーモ台)が正確に温度を感知しない・蒸らしを十分に行わない・水が少ない・浸漬時間が短い等の理由でごはんに芯が残ることがあります。それぞれの症状に合わせて、炊飯器を調整・清掃したり、炊飯量・方法を変更する必要があります。

4.焦げる
Q:ごはんの底一面が黒く焦げる
A:炊き上がり温度の設定が高くなってしまっている可能性があります。また、加熱が止まらずに底が焦げてしまっている場合は炊飯器の故障や異常が考えられます。
炊き込みごはんなど調味料が入っている場合は、普通のごはんより沸点が上がりますので、炊き上がり温度を約10℃上げておくと、美味しい炊き込みごはんができます。

●それぞれの症状に対する改善策は、アーテック倶楽部ホームページをご覧ください。
http://www.artec.ne.jp/

ホームページをご覧になれない方や、ホームページでは解決できなかった、などの場合は、お電話・FAX・E-メールでも承っております。
フリーダイヤル:0120-842-581
フリーFAX :0120-842-860


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詳しくはアーテック倶楽部事務局までお問合せください。


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アーテックではレジオネラ菌検査(検体採取~報告書作成まで)を7,000円/1回(送料別途)で承っております。
詳しくはアーテック倶楽部事務局までお問合せください。


☆自慢のレシピ☆

今回は病院様からの自慢のレシピです。

ぎせい豆腐

<材料 (g)>

  • 豆腐 50
  • 卵 10
  • ミックスベジタブル 15
  • 鶏肉 10
  • 干し椎茸 3
  • 醤油 8
  • 砂糖 4

<作り方>

  1. ミックスベジタブルはさっと茹でる。
  2. フライパンに油を熱し、鶏肉に火が通ったらミックスベジタブルと干し椎茸を戻したものを入れる。
  3. 豆腐を手でくずしながらフライパンに入れる。
  4. 砂糖と醤油を入れて味を調え、とき卵を入れて軽く混ぜ合わせる。

★自慢のレシピを送ってくださった皆様、本当に有難うございます!
★引き続き自慢のレシピを募集しております。