お知らせ

vol.220 ニュークックチルについて

2008/06/20 アーテック倶楽部ニュース

6月にはいり、だいぶ暑くなってきましたね。これからが食中毒の気になる季節です。暑い厨房では、いくら食中毒の対策をしても、心配はつきません。そこで耳寄りな、お知らせです。これまでは空調に頼っていた厨房室の温度対策を回転釜、炊飯機などの厨房機器本体から発生する輻射熱を抑え厨房を涼しくする新しい厨房機器 が発売されているそうです。その名も「涼厨:すずちゅう」と言います。厨房室の空調・床などの修繕工事は必要無く、機器単体の入替えで環境改善が可能となります。資料をご希望の方は是非、お問合せ下さい。

◆ニュークックチルについて

最近、色々な所でニュークックチル、再加熱カートという言葉を耳にされると思います。今回はニュークックチルについて取り上げてみました。

●クックチルって?
クックチルは徹底した温度管理の下、加熱調理後に急速に冷却を行う事で安全面が向上し保存を可能にしたシステムです。その為、1日3回の“調理”を食事時間に関係無く行う事が出来る為、調理のピークを無くし平準化する、しかも事前に行う事で効率的に計画生産する事が出来ます。今までは集中して加熱調理を行う為、加熱機器も多く熱い食事の取扱いで厨房は暑さと湿度でとても良い環境とは言えませんでした。クックチルは加熱調理を分散し加熱機器を減らし熱い状態での取扱・保温を行わない為、厨房の温度上昇を抑える事が出来、空調に掛かる費用も削減する事が出来ます。その上、不規則な調理師の労働時間は規則的になり、交代勤務も無くなります。

●ニュークックチルって?
ニュークックチルはクックチルの素晴らしい“調理”システムに、更に調理後から食べられるまでの作業も平準化・効率化し最も安全な食事を食べて頂く“食事提供”システムです。ニュークックチルでは事前にクックチルした食事を事前に盛付け、再加熱カートで再加熱し提供するシステムです。

●ニュークックチルで平準化・効率化??
今までは食事時間に合わせ温かい食事を盛付けていた為、盛付け作業は平準化・効率的をしたくても出来ない状況でした。ニュークックチルはクックチル後の食事を食事時間に関係なくチルド状態のまま盛付けを行います。食事の時間に関係無く昼間の時間に集中して連続して盛付け作業を行う事が出来るのです。事前に盛付けられ た食事はチルド状態で保存され、提供時間に合わせ再加熱し提供します。盛付けや洗浄パートさんも早朝・夜間では無く、昼間に集中させて来て頂く事が出来ます。

●ニュークックチルで安全性??
加熱調理で安全になった食事も、盛付け作業で交差汚染・二次汚染の危険があります。盛付け作業中は温度降下で食中毒菌はどんどん繁殖してしまいます。ニュークックチルではチルド温度で盛付けられる為、盛付け作業で汚染されても繁殖をしません。又、再加熱後はそのまま配膳。適温配膳は当然の事、食中毒対策も万全です。又、調理・盛付けに時間が取れる、事前に用意が出来る様になった事で今まで諦めていた個別対応やソフト食などの対応も出来る様になります。

●クックチル・ニュークックチルの導入を検討してみませんか?

服部工業では厨房で働く皆様、患者様、入居者様の満足度向上のお手伝いをさせて頂いております。
人手人材不足、経費削減、労働環境の改善、安全な食事の提供、サービスの
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