お知らせ

vol.291 厨房の安全~地震対策~

2014/05/16 アーテック倶楽部ニュース

地震に備え、どんな対策が必要??新しい機器を導入する際も、今ある機器の安全確保にも、ぜひ、皆様の施設の厨房も対策ができているか、今一度見直すきっかけにしてください!
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◆厨房機器の転倒を防ぐ

厨房には、電気を使用する機器、ガスを使用する機器、重さがある機器、背の高い機器…地震などの災害でこれらの機器が転倒しないよう、機器をあらかじめ、耐震金具で固定することをお勧めします。

  • 国土交通省の機械設備工事共通仕様書では、『燃焼機器及び高さが1000[㎜]以上の機器については耐震固定または転倒防止金具を取り付けること』と定められています。
  • 固定金具を取り付ける壁や床、機器本体の固定箇所が、適切かどうかの確認を行ってから、取り付けを実施して下さい。

◆厨房機器の配管

ガスを使用する機器の配管や、水を使用する機器の給水・排水配管の劣化はありませんか?!水が通る配管であれば、明らかな水漏れで劣化状態を確認することが出来ますが、ガスは目に見えないため、中々チェックしにくいです。

  1. 配管が錆びている
  2. 水漏れしている
  3. 亀裂がある

使用後に元栓を閉める際には、これらをチェックするよう心掛けてください。

◆ブレーカーや元栓位置の確認

厨房へ伺うと、「電気のブレーカー箇所がわからない」「給湯・給水の大本の止水バルブ箇所がわからない」という声を度々伺います。機器や水栓のそばにあるそれらの箇所は、日頃使用するため、場所を把握できていることがありますが、大本の電源・止水バルブ箇所を確認しておくことで、災害時や、緊急時にあわてず落ち着いた行動をとることに繋がります!

*災害時はガスや電気が止まってしまい、すぐに厨房機器の使用ができない時もあります。

  1. 非常電源のうち厨房に優先されているものはどれか
  2. 復旧後に、厨房機器を使用する際にどのような操作が必要なのか

…を確認することで、非常時の調理法などシミュレーション等も可能になります!

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その他にも、「ここに機器を設置しても大丈夫?」「こういう機器を置くときの注意事項は??」など、厨房の安全対策のご相談もお任せください!

詳しくはフリーダイアル 0120-842-581 までご相談下さい☆
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■自慢のレシピ

今回はレシピではなく食材の活用法をご紹介したいと思います。
使い方次第で、料理の幅がグッと広がります♪

「山椒(さんしょう)」
ウナギを食べるときしか使用しないから、山椒の小瓶を購入しても使い切れない!という方も多いのではないでしょうか。
山椒は縄文時代の遺跡からも見つかっており、古くから親しまれている食材(香辛料)の一つ。ただ、多量が一気に口に入ると、しびれたような感覚になります。少量ずつ使用し、風味とあわせて香りも楽しんでいただきたいものです。

また、「木の芽」は山椒の葉です。この時期は色鮮やかで柔らかく、香りのよい木の芽が芽吹いています。煮物や焼き物、和え物にもとても相性が良いです。木の芽が一葉添えられていることで、目でも楽しむことができます。
また、香りを出すために、手のひらに葉をのせ、もう片方の手で柏手を打つことで木の芽の強い香りがいっそう引き立ちます。

少量を味噌に和え込むことで木の芽味噌にもなります。同じメニューでも全く違った表情になりますので、活用しない手はありませんね!