お知らせ

Vol.103 冬の食中毒:SRSV

2003/02/28 アーテック倶楽部ニュース

ビールの原料ホップから抽出されるホップ・ポリフェノールが、О157の毒素を無毒化する効果があるそうです。じゃあビールを飲めば効果あり?と期待してしまいましたが、そうではなかったみたいですね~。ガッカリ。


◆冬の食中毒 SRSV(小型球形ウイルス)◆

冬に気をつけなければいけない食中毒として一番に挙げられるのが、このSRSV(小型球形ウイルス)でしょう。代表的なものはカキのSRSV食中毒ですが、その他2枚貝でも起こり得る食中毒です。冬はカキが料理に登場することも多く、できれば安全に、安心して食べたいものです。冬に頻発するSRSV食中毒を阻止しようと、様々な研究や取り組みがなされているようです。

三重南勢志摩県民局健康福祉部では、管内で生産されるカキのウイルス感染の可能性を知らせる「みえのカキ安心情報」を関係漁協などに提供していくそうです。

(毎日新聞より抜粋)

厚生省は97年5月、カキの食中毒は小型球形ウイルス(SRSV)が原因物質と発表、カキなどの二枚貝は体内に蓄積していることも分かった。これを受けて県は、漁協と連携し、カキのウイルスを浄化する実験はじめ、鳥羽市、磯部町の4海域5カ所で、水温や海水の比重、プランクトンのSRSV検査を続けている。

この結果、感染性胃腸炎の流行に加え、海水の水温が10度以下の時や、汚染された川の水が大雨で大量に海に流れ込んだ時、カキのSRSVが検出され、健康被害をもたらすことが確認できた。安心情報は、このような時期に、「生食用カキ」を「加熱調理用」に変更するなど、取り扱いの注意を呼びかける。

SRSV食中毒事件を頻繁に耳にします。有用な情報を取り入れて、安全に食事ができるよう努めたいですね。
SRSVについての詳細情報をお知りになりたい方は、アーテック倶楽部事務局まで!

フリーダイヤル:0120-842-581
フリーFAX:0120-842-860


◆食品の期限表示が変わる?◆

厚生労働省及び農林水産省によって、「品質保持期限及び賞味期限の用語の統一について」意見募集が行われ、18日に開かれた農林水産省と厚生労働省の共同会議において、同じ意味なのに別々の表現が使われている「賞味期限」と「品質保持期限」という用語について、早ければ今夏にも「賞味期限」に統一することが決められました。

意見募集の結果、「賞味期限」に統一するという意見が63%と最も多く、それを踏まえての決定と思われます。情報が氾濫する中で、食品に記載される内容も増えつづけています。少しでも消費者にわかりやすく、判断しやすい表示であってほしいものですね。


☆自慢のレシピ☆

今回は保育園様からの自慢のレシピです。
鮭バーグ

<材料 (g)>

  • 生鮭ミンチ 50
  • ねぎ 30
  • パン粉 3
  • 牛乳 6
  • 卵 3
  • 塩 0.3
  • 胡椒
  • 油 5

<作り方>

  1. ねぎはみじん切りにする。
  2. 材料を良く混ぜ合わせておく。
  3. 形を整え、オーブンで焼く。
  4. ノンオイル 青ジソドレッシングをかけてできあがり!

お肉よりあっさりしていてお年寄りに好評です。かけるソースをかえるといろいろ変化が楽しめます。

★自慢のレシピを送ってくださった皆様、本当に有難うございます!
★引き続き自慢のレシピを募集しております。