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vol.330 カフェイン摂取にご注意

girl201605この夏も、食中毒警報が何度も出されているようです。ニュースでも、お祭りの屋台で牛串を食べた47名の方が食中毒を発症し、サルモネラが検出されたという記事が載っていました。屋台での食事はお祭りの醍醐味のひとつですが、出来るだけ、リスクの少ない物を買うなど、自分の身は自分で守ることも必要ですね。

★★★ カフェイン摂取にご注意 ★★★

カフェインを多く含む清涼飲料や眠気防止の薬による中毒が相次いでいるのを受け、厚生労働省は、カフェインの大量摂取は不眠症や下痢、吐き気などを引き起こす恐れがあるとして、カフェインを多く含むエナジードリンクを1日に何本も飲まないよう注意を呼びかけています。そこで、今回はカフェインについていろいろ調べてみました。


■カフェインとは??
カフェインはコーヒー豆、マテ茶を含む茶葉、カカオ豆、ガラナなどに天然に含まれている食品成分の一つです。カフェインの一日当たりの摂取量と主要摂取源は国や食生活により異なりますが、コーヒーと茶の2つが最も突出した摂取源です。
また、コーヒーや茶葉から抽出されたカフェイン(抽出物)については、清涼飲料水(コーラ等)などに苦味料等の用途で食品添加物として使用されています。 カフェインを多く含む主な食品は下のとおりです。

食品名 カフェイン濃度 備考
カフェインを多く添加した清涼飲料水 32 mg~300 mg/100 mL 製品によって、カフェイン濃度、内容量が異なる。
インスタントコーヒー(顆粒製品) 1杯当たり80 mg 2 g使用した場合
コーヒー(浸出液) 60 mg/100 mL 浸出法:コーヒー粉末10 g、熱湯150 mL
紅茶(浸出液) 30 mg/100 mL 浸出法:茶5 g、熱湯360 mL、1.5~4 分
ほうじ茶(浸出液) 20 mg/100 mL 浸出法:茶15 g、90 °C 650 mL、0.5 分
玄米茶(浸出液) 10 mg/100 mL 浸出法:茶15 g、90 °C 650 mL、0.5 分

■過剰に摂取することは健康に問題があるのでしょうか?
現在、食品中のカフェインについては、一日摂取許容量(ADI)のような健康への悪影響がないと推定される摂取量は設定されていません。一般的な急性作用は、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症で、消化管系の興奮状態は下痢、吐き気をもたらすことがあります。

また、長期的な影響としては、肝機能が低下している人などの一部において、コーヒーの摂取と関連する高血圧リスクが高くなる可能性があること、特にカルシウム摂取量が少ない人がカフェインを摂取した場合、カルシウムの体内からの排出率を増やすので、骨粗しょう症の発症の原因となる可能性があることのほか、妊婦においてカフェインの摂取により胎児の発育を阻害する可能性があります。なお、子供のカフェイン摂取による長期的な影響の可能性に関する報告はありません。

■一日どのくらいまでとっても大丈夫なの??
現状、摂取許容量などは設定されていませんが、海外のリスク管理機関等の状況をまとめると、下表のようになります。

◆一日当たりの悪影響のない最大摂取量
一日当たり最大摂取量 飲料換算 機関名
妊婦 コーヒー カップ 3~4 杯 世界保健機関(WHO)
300 mg/日 コーヒー カップ 4~6 杯(150mL/杯) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
200 mg/日 コーヒー マグカップ 2 杯 英国食品安全庁(FSA)
300 mg/日 コーヒー マグカップ 2 杯(237 mL/杯) カナダ保健省
子供 2.5 mg/体重/日 コーラ1缶(355 mL)当たりのカフェイン含有量36 mg ~ 46 mg
健康な成人 400 mg/日 コーヒー マグカップ 3 杯(237 mL/杯)

■まとめ
喉の渇きを癒すためや、睡眠不足を補うためにエナジードリンクを愛飲している方が最近増えてきているようです。ここ5年間で過剰摂取で中毒症状が出た方は101人にものぼり、そのうち3名はお亡くなりになっているそうです。エナジードリンクを飲む際はカフェイン含有量をしっかりと見て、スポーツドリンク代わりにする事はやめましょう。

―― 出典:内閣府食品安全委員会HP ――


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