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Vol.377 SDGs(エス・ディー・ジーズ)と日本の食育

★☆SDGs(エス・ディー・ジーズ)と日本の食育☆★

最近いたるところで耳にする、「SDGs」。なんだか複雑…と思ってしまいますが、私たち一人ひとりにできることも勿論あります。小さなこと、身近なことから、「SDGsと日本の食育」について考えてみましょう!

■ SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは?

SDGsは、国連サミットで掲げられた“経済・社会・環境の3つの側面のバランスがとれた社会を目指す世界共通の目標”のことです。大きく17ゴールの課題(ゴール)と、それぞれに設定された169のターゲット(達成基準)から構成されています。「誰一人取り残さない」を掲げ、人々が人間らしく暮らしていくための社会的基盤を2030年までに確立することを目指しています。グローバル化が進んだ現代においては、国境を越えて影響を及ぼす課題に、より一層、国際社会が団結して取り組む必要があります。一人ひとりにできることをしっかりと考え、一歩踏み出して、小さなことでも世界の方と一緒に取り組んでいきたいですね。

■ 学校給食における取り組み

今年度より始まった第四次食育推進基本計画にSDGsの観点を取り入れて目標の追加見直しを行いました。さらに、文科省としては子どもの食にかかわる部分を重要視し「学校給食での地場産物を活用した取組等の増加」という目標に力を注いでいます。子どもたちが身近に実感を持って地域の自然や環境、食文化、産業について理解を深め、生産者や生産過程を理解し、食べ物への感謝の気持ちを抱くことができるような取り組みが行われています。

■ 私たちにもできること

SDGsについて、漠然と何ができるのか考えるのは少し難しいですが、農林水産省が出した「食育ピクトグラム」から考えてみると、自分たちに出来ることが見えてくるかもしれません。

●子どもへの食育活動の一例

  • 地場産物を積極的に使い、産地・生産者・産地になった由来などを提示し、食材について考える機会を設ける
  • 地域の郷土料理や伝統料理等の日本の食文化を伝える

●食品ロス削減活動の一例

  • 冷凍ミールを使用して長期保存可能な食材を使う
  • 容器包装の工夫により鮮度保持期限を延長
  • 野菜を皮ごと使ったり、残った料理をリメイクしたり、食品ロス削減につながるレシピを考案

SDGsの17つのゴール全てを解決することは難しいですが、子供たちに食について考える機会を作り、食品ロスを減らす活動は家庭・学校・企業など、どこでもできるのです。この機会に皆様の地域にはどんな食材が作られているのかを知り、SDGsのゴールに一歩でも近づく取り組みに加わってみませんか?

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