お知らせ

Vol.345 ノロウィルスの検査方

2018/11/16 アーテック倶楽部ニュース

あっという間に秋を通り過ぎて、日に日に冷え込む日が増えてきましたね。昼、夜の気温差が10 °Cを超えると体調を崩しやすいと聞きます。手洗い・うがいを励行して体調管理しましょう!

★☆ノロウィルスの検査方法☆★

先日発行したニュースに、ある市町村の保育課に勤める栄養士様からノロウィルスの検査方法に関してご質問を頂きましたので調べてみました。検査方法は大きく2種類あります。では少し詳しく見ていきましょう!

<簡易検便検査 ELISA法 /イムノクロマト法>

ふん便中のノロウィルスを検査キットで検出するもので、医療機関で医学的に必要と認めた場合に行う検査です。結果が早く出るメリットがある反面、ノロウィルスに感染していても陽性とならない場合もあり、感染していない事を確かめる事はできません。ノロウィルスは10~100個で感染が成立するといわれていますが、この検査では100万個以上で陽性反応がでます。

<高感度検便検査 RT-PCR法>

行政機関や研究機関で行われる検査で、ふん便や吐しゃ物からRT-PCR法等を用いて遺伝子を検出する方法でウィルスの検出を行い診断します。比較的容易にウィルス検出する事ができる高感度の検査法になります。

■大量調理施設衛生管理マニュアルでは

調理従事者の衛生管理に関しては、定期的な健康診断及び月に1回以上の検便を受けること。検便検査は、腸管出血性大腸菌の検査を含めることとし、10月から3月までの間には月に1回以上は少なくとも行うこと。

又は状況に応じて、

  1. 調理従事者の健康確認の補完手段とする場合
  2. 家族に感染または疑われる有症者がいる場合
  3. 病原微生物検出情報でノロウィルスの検出状況が増加している場合

など、必要に応じて各自の判断でノロウィルスの追加検査に努めることとしています。
検便検査の基準としては、高感度な検査方法が望ましいとされます。

簡易型検便検査では、陰性の結果がでても不確実である場合があることから、保育園様や病院様等、大多数の方に向けて調理されている従事者の方の検査方法としては、はっきり陽性判断ができる<高感度検便検査 RT-PCR法>が望ましいといえます。

アーテックでも高感度のノロウィルス検査PCR法を行っておりますので、不明な点があれば弊社までお問い合わせ下さい。正しい検査を行って、感染防止に努めましょう!

出典:厚生労働省HP より抜粋


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