お知らせ

卓上型ブラストチラーレポート「FUORICLASSE様」

2022/07/13 ブラストチラーレビュー

お客様

高級ケータリングサービス FUORICLASSE(フォリクラッセ)
エグゼクティブシェフ 二戸浩二様

使用した主な食材・メニュー

  • 低温真空調理で火入れした豚肩ロース、牛リブロース、鶏ささみ、サーモン等の急速冷却および細菌の繁殖防止
  • デザートの仕込み

使用目的

  • 急速冷却と細菌の繁殖防止
  • 仕込みの作業効率アップ・短縮化

メニューごとの活用・効果

豚肩ロース

●調理工程

  1. 塩・ハーブなどでマリネして、オイルと共に真空パックする
  2. スチーム67℃で約4時間かけ芯温64℃まで加熱する
  3. ブラストチラーで急速冷却する
  4. 提供直前に150gカットし、両面をグリルする
  5. 1cm厚さにカットし、ソースをかける

▼ブラストチラーの効果

  • 低温調理で柔らかい食感に仕上がる事はもちろんで、提供時は表面に焼き色をつけるのみなので、火が入りすぎることや生焼け等の心配がなく、安定した商品を速やかに提供可能となる。
  • ブラストチラーで急速に冷却できるため、菌の繁殖を防げる。

   

サーモン

●調理工程

  1. ソミュールに漬けたサーモンをオイルと共に真空パックし、67℃スチームで20分加熱し、ブラストチラーで急速冷却する
  2. 提供前に70℃スチームで7分温め、ベシャメルソースをかけてバーナーで焼き色を付ける

▼ブラストチラーの効果

  • パサつきがちなサーモンも、しっとりとした食感に仕上がる。
  • ブラストチラーで急速に冷却出来るので、薄い身のサーモンに予熱で必要以上に火が入るのを防げる。

   

牛リブロース

●調理工程

  1. リブロースをマリネし、67℃スチームで芯温57℃まで真空調理する
  2. ブラストチラーで急速冷却する(1時間以内に芯温3℃以下までになるように冷ます)
  3. 提供時に150gにカットし、フライパンにバターを熱し、両面に焼き色を付ける
  4. 1cmスライスにして盛り付ける

▼ブラストチラーの効果

  • 真空調理でしっとり柔らかな食感に仕上がる
  • バラつきがちな焼き加減が安定する
  • 提供スピードが速やかになる
  • ブラストチラーで速やかに冷却するため、菌の繁殖の心配が低減できる。

☆脚注:ステーキ系は生肉から焼くと人によっても焼き加減に差が出たりする。調理工程でその差は低減できますが、ブラストチラーにかけることで時間も短縮でき、焼く前の素材温度も平準化出来ます。

     

プリンとエスプレッソゼリーの2層デザート

●調理工程

  1. カスタードプリンを器に流し、スチームで火を入れる
  2. ブラストチラーで急速冷却し、エスプレッソゼリーを流す
  3. ブラストチラーで急速に冷やし、ゼリーを固める
  4. 生クリームソースを表面に流す

▼ブラストチラーの効果

  • ブラストチラーの冷却スピードが速いため、次の工程に移るスピードが上がり、製造効率が上がる。
  • 急速冷却する為、菌が繁殖する温度帯を短時間で通過することが出来る。