お知らせ

Vol.360 アルコール消毒について

2020/02/19 アーテック倶楽部ニュース

都築です。新型コロナウイルス、怖いですね。お出かけを予定していても断念してしまう方も多いのではないかと思います。
わたしは石橋を叩きに叩くタイプなので2月に旅行を予定していたのですが延期してしまいました。せっかくなので部屋の模様替えに徹したいと思います。

新型コロナウイルスは2月6日時点の厚生労働省の情報によると、感染は“飛沫感染”と“接触感染”とされています。どちらも対策として石けんやアルコール消毒などによるこまめな手洗いと混雑した場でのマスクの着用とされています。
コロナウイルス、インフルエンザなどの対策として、今回は改めてアルコール消毒についてと、迫り来ている花粉症にも備え、マスクについてご紹介いたします。

■アルコール消毒について

●アルコールが、なぜ消毒に効果的なのですか?

アルコールの消毒方法は、蒸発(気化)する際に熱と水分を瞬間的に奪うことにより細菌を殺す仕組み、または細菌を化学変化させることによる殺菌作用です。

●アルコール消毒液の種類って??

アルコールに塩化ベンザルコニウムなどの殺菌剤を添加したものが、医薬部外品扱いのアルコール消毒液になります。この殺菌剤の量やアルコールの度数が増えると医薬品扱いになります。
「殺菌」「消毒」という用語の使用を認められているのは、「医薬品」と「医薬部外品」だけです。 厨房などで使用されている食品添加物扱いのアルコールには、「除菌」という表現がありますが、 実は「殺菌」「消毒」などの効果があっても薬事法の規定があるために「殺菌」「消毒」の用語が使えません。「除菌」という表現しかできないのですが、「殺菌」「消毒」の効果はありますのでご安心ください。

■マスクQ&A

新型ウイルスについて、WHO(世界保健機関)のホームページでは、必ずしもマスクで予防できるという科学的根拠は無いとコメントがありました。
しかしながら、飛沫を防ぐことで他者への感染リスクは軽減できますので、せきなどの症状がある方、また混雑する場に行く場合にはマスクの着用をおすすめいたします。

Q.マスクの使用期限は?

マスクを長時間使用していると雑菌が繁殖します。吐息によりマスクが湿ってきたり、マスクからニオイを感じたら、取り換えましょう。使い捨ての不織布タイプの場合は1日1枚が目安です。 ガーゼタイプは洗濯することで再利用できますが、洗濯の際は、ガーゼの繊維がほつれる恐れがあるので、やさしく手洗いすることをおすすめいたします。

Q.カゼ用と花粉用の違いは?

カゼ用マスクと花粉用マスクの最も大きな違いはフィルター性能です。 20〜30マイクロメートルの花粉粒子に対し、コロナウイルスなどのウイルス単体の大きさは0.1〜0.3マイクロメートル。
つまり花粉用マスクと比較して、ウィルスの侵入や飛沫防止を考慮したカゼ用マスクは、より高いバリア性を持っています。逆に薄くて通気性に優れる花粉用マスクは、付け心地のよさが魅力になっています。

―出典:東京都福祉保健局 ―

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