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VOL.426「大阪万博レポート:未来の厨房では、誰が“鍋を振る”のか?」

2025/08/20 アーテック倶楽部ニュース

2025年大阪・関西万博に行ってきました!

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにした会場は、まるで“未来の食フェス”。
培養肉、3Dフードプリンター、完全自動化のカフェロボットなど、フードテックと呼ばれる最新技術が紹介されていました。

フードテックとは?

「FOOD(食)」と「TECHNOLOGY(技術)」を組み合わせた造語で、自動調理、代替食材、食品ロス削減など、食の生産や提供に関わる幅広い技術を指します。人手不足や環境問題に向き合いながら、厨房のあり方を見直す選択肢としても注目されています。 展示を見ていると、「未来の厨房では、人が鍋を振る姿はこれから減っていくのかもしれない」と感じる場面がいくつもありました。

考える仕事は、これからも人にしかできない

とはいえ、それは「人がいらなくなる」という意味ではありません。
ロボットは“人の仕事を減らす”のではなく、“人の創造性を支える”存在になりつつあります。
精密作業はロボットに任せ、感性が活きる仕事は人が担うという役割分担が進んでいます。

こうした分担によって、“人にしかできない仕事”に集中できる環境が整いつつあります。
美味しさと持続可能性を両立するには、フードテックと人の感性の共存が欠かせません。
“人ならでは”の価値を活かす環境づくりが、ますます重要になっています。

万博の次にやってくる、“当たり前”の未来

大阪万博は半年間のイベントですが、紹介された多くの技術は、数年後には“当たり前”になっているかもしれません。
【ロボット回転釜OMNI(オムニ)】も、そんな未来を“今”の厨房に届ける技術のひとつ。
人とロボットが得意分野を担い合う、これからの調理現場を支える自動調理機です。
その未来をより深く体感していただく機会として、実際に機器を使ったテスト調理を受け付けています。
今ならキャンペーンも実施中です。お気軽にお問い合わせください。